Interview

内定者インタビュー vol.7
薬学部 田辺三菱製薬MR職内定者

薬剤師ではなく、MR。薬学部で勉強をしつつ、自分が将来どんな人間になりたいか、どんな仕事をしたいかを考えて出した答えとは。

就活の楽しみ方。「どうせやるなら、楽しむ」の就活法を学ぶ。


「薬剤師とドクターと共に働くイメージ。潤滑油になりたい。」
―なぜ薬剤師ではなく、MRを志したのか?
私の中に「多くの人と関わる仕事」がしたいという気持ちが強くあったからです。薬局で働くよりも、営業で多くの場所に顔を出すMRであれば、よりこの希望を叶えられるはずと考えたんです。
薬学部であることが、必ずしも「薬剤師として働く」ことに繋がるわけではありません。薬学部出身だからこそ分かることを生かし、「薬剤師の職能を生かし、育てる側として支援したい」と考えたんです。
“薬剤師が求めること”というのは、薬学部出身だからこそ分かる部分が多くあります。こうした薬学部の強みを生かしていきたいと考えました。例をあげるなら、薬剤師とドクターが対等な関係になれるよう「処方提案のポイントを教える」等ですね。こうしてあらゆる立場の人々の潤滑油になれるのも、MRの魅力だと思います。
―なぜ田辺三菱製薬への入社を決めたのですか?
縁を感じた会社だからです。
合同説明会で、人事の方と趣味のクラリネットの話で盛り上がって、それがきっかけでその後の選考がスムーズに進んだんですね(笑)。もちろん何が起きるか分からないので、常に気を抜かずにです(笑)。
これは単なるきっかけに過ぎませんが、それ以外にも数々ありますよ。
選考でお会いする方々が本当に良い人達で、面接での会話が楽しかったんです。
また、営業戦略の確かさや、目先の利益よりも患者様にお薬を届けることを優先しているところ等に共感しました。他にも魅力がたくさんありますから、ぜひ田辺三菱製薬の内定者ブースにお越しください(笑)。
「特別に何かを達成したわけではなく、あくまで自分が達成するまでの過程を話していましたね」
―強みは何ですか?また選考中、どんなことをアピールしていましたか?
MR内定者のサンプルとして参考にしてもらうのならば『人と話すことが好き、好奇心旺盛、積極的に何でもチャレンジする、抜群の行動力、失敗を恐れない、緊張しない、肝が据わっている』でしょうか。
また選考中は「セルフマネジメント力」をアピールしていました。私は“すべての時間に意味を持たせる”ことを常に念頭に置いて行動しています。その為、いろんなことを同時平行してこなすことが出来るということをアピールしていました。例えば私の場合、学校・バイト・趣味を平行して行う上でどのように工夫し、いかに時間を無駄にしないかを話していたんですね。つまり、「特別に何かを達成した」という話をしていたのではなく、「どう考えて行動したか、その達成するまでの過程」を話していました。
―田辺三菱製薬では叶えたいことはありますか?
研究開発職とドクター・MRとの連携をつくり出したいです。例えば、治験に興味があるドクターがいらっしゃった時に、すぐにでも研究開発職とのコンタクトを取ることでドクターのニーズに答えていけるMRになりたいです。
後悔しない就職活動にするために
―やればよかったと後悔していることはありますか?
製薬業界に限らず、いろんな業界を見ておくべきでした。例えば、インターンシップに参加するだけでも社会人基礎力を鍛えられるので、広い視野を持って社会を見つめることをおススメします。
また、生きる上での一本の軸・内的動機を早い段階で見つけておくことで、最後まで芯のぶれない自分でいれたかなと感じました。
―やってよかったことは何ですか?
一番は、就活仲間との飲み会です。つまり就活だけに集中するのではなく、私の場合、薬局実習の時間・友達との息抜きの時間・就活の時間とメリハリを付けて行動したことで良い結果を導き出せたのだと思います。
―田辺三菱製薬の内定者の特徴は、どんな感じですか?
女性も男性もガツガツしているというよりは、穏やかです(笑)。とにかくみんな良い人ですね。
―面接やグループディスカッションは、どうやって対策をしましたか?
他業界企業でのセミナー、学校で練習しました。学校では、自主的にGDの練習会を開催していましたよ。
―自己分析方法は?
0歳~現在までの自分史をつくり、ポジティブ・ネガティブな時の自分の状態がわかるキーワードを拾って分析しました。また他己分析や(マイナビの人から見た自分というフォーマットを利用した)自己紹介書も活用しました。
「準備も必要。だけど、最終的には面接自体と楽しむこと」
―面接へのアドバイスは?
「自分のペースに持ち込む」「会話を楽しむ」です。自分に有利になるような話の流れを作り出し、あとはシンプルに会話を楽しむことだと思います。
圧迫面接を恐れる方がいますが、アピールエピソードを複数考えておくなど、用意をしっかりとしておけば圧迫とは感じないのではないでしょうか。
用意に関してさらに言えば、それぞれの会社の強みを知って違いを認識しておくことや(説明会などで現役MRの方々とお話することで、違いを見つけていました)、出来ることを具体的に考えて臨めば、面接官の方にも響くと思います。しかし、結局は面接もコミュニケーションなので、会話を楽しみましょう!
「落ちてもいいけど、落ち込むな」
―就活性へ一言!
後にも先にもこれほどまでに自分を見つめることはないでしょう。とことん自分を振り返り、自分を知りましょう。
たとえご縁がなかったとしても、落ち込む必要はありません。自分が悪いのではなく、ご縁のある会社にめぐり合うためのプロセスだと考えましょう!就活を続けていけば、必ず運命を感じる出来事が起こります。
尊敬すべき人生の先輩や、一生の付き合いになりそうな友人とたくさん出会えます。就活を楽しんで、がんばってください。