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Interview

内定者インタビュー vol.12

理工学部4年 ブリストルマイヤーズ MR職内定者

製薬業界で、受けたのは内定先だけ。内定をもらってから悩んだ。最後の決め手は「自分の将来像のイメージ」。

面接で、いちばんたいせつなこと。それは「ありのままでいること」。

学部卒だったけれど、自分の研究内容を生かしたくて。だから、食品や化学・化粧品業界も見ていました。

 

―まず、製薬業界へ興味を持った理由を教えて下さい。

 

研究内容が製薬と関係しているんです。

私は、理工学部 化学・生命科学科に所属しており、受容体について研究しています。受容体は体内で様々な生理活性を起こしますが、それが壊れたときに病気になってしまうんです。そのため、創薬の研究対象にもなっています。

このように、私にとって製薬業界は繋がりのある業界でした。

 

 

―繋がりがある。となると、製薬業界に絞った就職活動をしていた?

 

いえ。そういう訳でもなくて(笑)。食品や化粧品も見ました。

私の場合、学部卒で研究職に就くのは難しいと言われました。しかし、どうせ就職するなら「自分がこれまで勉強してきたものを生かしたい」と考えていましたから、人の体に関係のあるような業界、例えば食品・化学・化粧品業界などもみていましたね。

 

 

選考を受けていく中で、自分の会社の魅力に気づいたんです。

 

―具体的に何社くらい選考を受けましたか?

 

他の業界を含めると、10~20社だったと思います。でも実は、製薬会社はブリストル・マイヤーズの選考しか受けていないんです。たまたま紹介を受けて知ったのがきっかけでした。

 

 

―ということは、製薬会社は最初から1つに絞っていた?

 

うーん…絞っていたわけではありませんね。正直に言えば、あまり製薬業界について知らなかったんですね(苦笑)。そして就活当初、製薬業界はメインではありませんでしたから。でも選考を受けていく中で、徐々に自分の会社を好きになっていって、入社を決めました。

 

 

留年はショックだったんですが「自由な時間ができた」とプラスに考えた。それで、留学に行くことにしたんです。

 

―なるほど。就活を始めたのはいつ頃からですか?

 

就職活動を始めたのは12月ぐらいからですね。その頃は海外にいましたが、興味がある企業にエントリーし始めていました。特別早く始めた訳でもなく、周りの人たちと同じようなペースだったと思います。

 

 

―12月は海外にいたとのことですが、留学かなにかで?

 

はい。日系企業が多く進出している上海に興味があって、3年の後期に留学をしてきました!

 

 

―すごい行動力ですね!上海には興味があったとのことですが、なにか留学に踏み切るきっかけなどはあったのでしょうか。

 

実は、3年生の時に単位を落としてしまいまして…(苦笑)。ぎりぎり単位が足りなくなって留年をしてしまったんですよね。気が緩んでしまったのが原因だと思います。

留年が決まった当初はさすがに落ち込みましたけど、でも“自由な時間ができた”とプラスに捉えて、せっかくだから自分がやりたい事をやろう。と考えました。それで、興味のあった留学に行くことを決めました。

 

 

―留年して出来た期間を有効に使おうと考えたと。

 

そうですね。行ったこと自体が自分のアドバンテージというか、自信に繋がりましたし、なにより、根本的に自分に自信が持てたので、行って良かったなあと思います。

留学先の上海では、日系企業で働いている中国の学生に語学を教えてもらいながら生活していたので、ある程度の会話はできるようになりましたし、その経験が就職活動の中でも活きた場面は多々あったと振り返って思います。

 

 

選考プロセスではありのままの自分でいられた。けれど、内定を頂いてからが自問自答の日々でした。

 

―少し就活の話が出た所で、自分の就職活動を振り返ってみていかかですか?

 

満足しています。様々な企業の選考を受けた中でも、現在内定を頂いている会社は、ありのままの自分でいれましたし、人事の方ともすごく楽しく話すことができています。内定者の人たちとも、何か初めて会ったような感じがしなくて(笑)

一緒にいて楽しいし、雰囲気もすごく好きです。これから働くのが楽しみですね。

 

 

―では、就活を進めていく上で、ストレスを感じたりすることはありましたか?

 

そんなになかったです。今の会社の空気感がすごく肌に合っていたので、面接にいくのも楽しかったですし、心の支えのようなところがありました。

どちらかというと内定を頂いてからの方が悩んだかな。「この会社なら将来的にも大丈夫、働ける」と自分が納得できるかどうか。この判断をする為に、もう一度、製薬業界や自分の会社について再度調べ直したりと、自問自答の日々でしたね。

実際、入社を決めてから、内定者懇親会などで内定者や人事の方と話していく中で、ここでならやっていけると感じることができました。ですので、あの時間は無意味では無かったと今は思えます。

 

 

―では、今の会社に決めた理由は?

 

会社の雰囲気が好きだった。それに尽きます。

先ほど話した“会社の将来性”、それも大切なんですけれど、やっぱりその会社が持つ空気感というか、雰囲気は私にとって働く上で重要だったと思いますね。

いくらお給料が良くても、その会社に居たいと思えなければ辛いものです。あと、雰囲気が好きな事の延長線上にあることだと思うんですが、その会社で働いている自分像をイメージしやすかった。というのも、今の会社を選んだ理由です。

 

 

学生生活では、やりたいことに思いっきりチャレンジしてみてください。

 

―ありがとうございます。では、少し質問を変えて、学生生活を振り返ってみてどうですか?

 

私は元々、好奇心がとても強い性格で、留学もそうですが、やりたいと思ったことにはどんどん挑戦していくタイプなんです。理系でありながら、大学1年の頃はマスコミにも興味があったので、サークルは思い切ってマスコミ研究会に入りましたね。あと、4年間、予備校のチューターをやりつつ、他のバイトをしたり、旅行に行ったり、車の免許を取ったり、ABCクッキングスタジオに行ってみたり(笑)。やりたいと思ったことはほとんどやってきました。なので、学生生活に悔いはありません!

就活生の皆さんにもぜひ後悔のない学生生活を送ってほしいと思っています。

 

 

ありのままを見せること。着飾らなくていいから、自分なりに、理想や目標に向かって進んでいるその姿が大事です。

 

―なるほど。では最後に就活生にアドバイスをお願いします!

 

就活って自分をよく見せようとしてしまうところがあると思うんです。

もちろんそれは大切なんですけど、自分のありのままを見せることが一番大切な気がします。

 

でも、何の努力も無しの“ありのまま”という話ではなくて。成りたい自分や目標とする姿に近づけるように、言葉で言うだけではなく努力することが大切です。

 

結果、自分の理想に完璧には成れていなくても、それを恥じる必要はないし、その努力している自分のありのままを見せれば良いと思います。

 

日々前進する努力は必要ですが、かっこつける事なく。

そして取組みの期間というよりかは、取り組んでいる姿勢そのものが大切だと思います。

 

 

就活は不安で、未知のもの。流されそうでも、自分の意思を大事にしてください。最後に責任を負うのは、自分自身です。

 

―確かに改善なく、現状に甘えているようでは駄目なのかもしれません。

 

あと最後に伝えたいのは、全ての責任は自分にあるよ。っていうことです。

これから面接やESなど、未知不安な事が多くあるでしょう。周りのアドバイスや情報も沢山入ってきます。でも、それらに流されて就活を進め、良くも悪くも選考の結果が出てたとして、自分自身が納得できますか?

助言や助け合いはもちろん大切なのですが、結果を負うのは自分自身です。ですから、しっかりとその時その時の自分の意思で決定して行動して欲しいと思います。

 

私自身、苦い経験があるので、皆さん同じような思いをして欲しくないです。頑張ってください!!

 

―ありがとうございました!

 

 

 

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