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Interview

内定者インタビュー vol.17

法学部4年 大塚製薬 NC事業部内定者

MRの先輩に憧れ、MR職を受けた。しかし適性によって、自分の希望とは違う採用になった。彼女は就職活動に「後悔はない」と言い切る。

後悔しない就活のために、彼女が大事にしてきたことを訊いた。

大学1年生のとき、MRの先輩を見て「いつかはこうなりたい」と憧れました

 

―大塚製薬のニュートラシューティカルズ事業部での採用としてインタビューに答えて頂くわけですが、まず、ニュートラシューティカルズ事業部についてご説明いただけますか。

 

はい。大塚製薬には代表的な事業部が2つあります。1つが「医薬品事業部」、もう1つが「ニュートラシューティカルズ事業部(NC)」です。

この事業部では“食品・飲料・化粧品・日用品”などを扱っています。例を挙げると、みなさんご存知のポカリスエット・カロリーメイト・オロナミンCです。私はこれらの営業・販売促進を担うことになります。健康を取り戻す医薬品に比較してみると、むしろ「健康な人をより健康に」するのがNC事業部です。

 

 

―確認しますが、大塚製薬を志望した当初はMR志望だったんですよね?

 

もちろん、最初はそうです。

大塚製薬はMR職採用とNC事業部採用の同時募集となっており、場合によっては、1人1人の適性によって、志望とは違う職種での採用となるみたいです。

 

 

―いったん、面接で大塚製薬から内定が出るまでについて伺っていきます。文系でもMRになれると知ったのはいつでした?

 

大学1年生のときです。

 

 

―早いですね。

 

はい。私の大学では、1年生対象にOB・OGが来てくれて、業界についての話を聞いたり、ゲーム感覚でその業界のお仕事が体験できるイベントがあるんです。

 

 

―素晴らしい機会ですね。そのイベントで、製薬業界を知ったと。

 

はい。本当は、化粧品ブースに行きたかったんです(笑)。でも、人数の関係で隣の医薬品ブースに行くことになりました。その時、ゲーム感覚でMRのお仕事体験をさせてもらいました。この体験を通して、1年生の私は、漠然と「MRは人の命を扱う大切なお仕事なんだ」という印象を受け、私達の前に立ってプレゼンをしてくれたOBOGの先輩を見て「いつかはこうなりたい」と憧れました。就職活動を始めた際には、そのイメージが蘇ってきて。だからMRというのは憧れの職業でした。

 

 

SPIとESの2大項目は、早めから取り組んでいました

 

―就活はいつから?

 

SPIは夏からこつこつ始めていました。

それと、ESの2大項目である「学生時代に力を注いだ事」と「自己PR」はどちらも400字で12月末までに満足のいく形を完成させることを目標にしていました。

 

 

―準備がいいですね。となると、OB・OG訪問は部活の先輩に?

 

OBOG訪問したのは製薬業界で10人ほどです。それより、大学内にいる製薬業界の内定者全員に話を聞き、ES添削や面接対策を積極的にしてもらう事の方を重視していました。12月から内定をもらえるまでの間、内定者の先輩にはまさにべったりな状態でした(笑)

 

 

―他に受けてたのは?

 

ブライダル業界とベンチャー企業です。この2つは選考が早いので、第一志望の製薬業界の選考が始まる前に、自分自身を高めておくため、積極的に1月2月に面接やGDができる企業を受けに行きました。

 

 

―出した会社が多いようですが、大変ではなかった?

 

大変でした(笑)。でも、ブライダル業界のESは「あなたを表現してください」などの私の得意な自由形式が多かったので、とても楽しかったです。今思えば「白紙に自由に絵を描ける」大塚製薬の社風とこの時から合っていたのかもしれませんね(笑)。

 

 

患者さんだけではなく、その周囲の人の苦しみも笑顔に変えたかった

 

―本命は製薬業界で、その軸はブレていないですね。大変スマートな印象を受けますが、もっと他の業界と迷うことはなかったのですか?

 

迷うことはありませんでした。先にMRの先輩に憧れたという話をしましたが、別に志望していた動機があります。それは「お薬の及ぼす影響力の大きさ」です。

“人の死”って、周りにすごい影響を及ぼしますよね。患者さん自身だけではなく、その家族や知り合いにも影響することです。実際に、私も身近でそういった経験がありました。いいお薬があるということは、周囲の人々をも幸せにできるんだと実感しています。患者さんはもちろんのこと、その周りの人の苦しみも笑顔に変えたかったです。

 

 

「君は笑顔が眩しすぎる」と言われたんです(笑)。でも、ありのままの自分を最終面接で出すことができたので、後悔はありません。

 

―なるほど。しかしそれでいて、MRには向いていないとなったわけですよね。人事の方からは、いつNC採用だと伝えられたのですか?

 

最終面接のときです。「君はNC事業部の方が向いているよ」と言われました。MRを目指していたので最初は納得できませんでしたね。

 

 

―それは納得できませんね。でも、NC事業部採用を受け入れた。なぜですか?

 

難しいことですが…人事の方に「君は笑顔が眩しすぎる」と言われたんです(笑)。

私自身、大塚製薬の最終面接の時、大塚製薬が大好きすぎて、テンションが高く元気すぎてしまったんです。この経験からなんでも「すぎる」のはよくないと思いました(笑)。

でも逆に緊張する事もなく、ありのままの自分を最終面接で受け入れてもらえたので、後悔もありませんよ。自分に合った場所で来年から働けて幸せに思っています。

 

 

来年からは、この選択を「満足」に変えられるよう、私のできることに全力で取り組みます。

 

―それって、武器かもしれませんね。切っても切り離せないくらいの自分って、武器だと思います。

 

ありがとうございます(笑)。私の人生の中で笑顔は特に大事にしていたことなので、笑顔について言及された時は、嬉しかったです。

 

最終的には、私にあった職場で私にあった働き方をするのがいいんだろうと納得したんです。来年からは、さらにこの私の選択を「満足」に変えられるように、私は私のできることに全力で取り組んでいきます。

 

 

―素晴らしいですね。将来やりたいことはありますか?

 

人事(採用)に挑戦したいです。私自身をみて、「大塚製薬に入りたい」「大塚製薬素敵」と言ってくれる人が一人でも多く増えてほしいです。

また、前にでるだけではなく、縁の下のような影でも社員全員を支えていきたいです。大塚製薬という会社にとって、いい人材を確保すること、また、すでに働いている社員に貢献することで、会社に貢献していきたいです。

 

 

満足いくまで行動する。行動して、自信や機会を引き寄せる

 

―それでは最後に、就活生に一言お願いします。

 

日々の就職活動お疲れ様です。これからさらに忙しくなると思うので、体調だけは本当に気をつけて活動して下さい。

 

就職活動を終えて、1つアドバイスする事ができるとすればそれは、「自分自身が満足するまで行動」して「自信」をつけて下さい。

 

例えば、ESの完成度です。

私は、自分のESのゴールを「これで落ちても悔いはない」と満足できる事に設定していました。なので、満足できるまでESを書き続けました。自分が満足できているものを先輩に否定されても、私は自分が満足しているESを出していましたね(笑)。

それから私は自分自身を満足いくまでアピールしました。面接も一緒の心持ちです。自信を持つためには、行動する事が1番です。行動することで、自信も自ら素敵な機会も引き寄せると思います。

これから、たくさん悩むし辛いことも様々起こると思います。しかし、行動する事だけはやめないで下さい。行動して様々なチャンスを掴んで下さい。

そして満足のいく自分自身との闘いで、納得のいく結果を掴んで下さい。

 

 

―ありがとうございました。

 

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